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HOME >>火災予防>>消火器について

消火器について
 
 消火器の設置について


  一定規模以上の事業所は、業務用の消火器の設置が義務付けられています
 が、一般家庭には設置義務はありません。しかし、消火器による初期消火の成
 功率が約76%という高い数値からも、万一火災が発生したときに大切な家族を
 まもるため消火器を備えましょう。

 消火器の種類について

  1 消火器は、住宅用消火器と業務用消火器に大別されます。
   (1) 住宅用消火器 
   (1) 住宅用消火器は、住宅火災に適した消火器で、本体の色もメーカー
      によっていろいろあり、業務用に比べると安価なものが多く、小型軽
      量で女性や高齢者にも使いやすいのが特徴です。
   (2) 業務用消火器
   (2) 業務用消火器は、法律で設置が義務付けられている事業所等に設置
      することができる消火器で、薬剤の入れ替えが可能であることや適応
      した火災種別(普通火災・油火災・電気火災)をイラストで表示する
      等いろんな規制があります。住宅用消火器に比べると、使用できる場
      面が多く消火能力も高いのが特徴です。

  2 容器の中の薬剤により粉末系、水系、ガス系に分類できます。
   (1) 粉末消火器
   (2) 即効力がありますが、浸透性がないので可燃物によっては再燃する
      ことがあります。
   (2) 水系消火器
   (2) 冷却効果が高く浸透性があり、再燃を防止します。
   (3) ガス系消火器
   (2) 窒息効果で素早く消火し、粉末系消火器や水系消火器のように消火
      薬剤が散乱することがないので、電気設備や精密機械の消火に適して
      います。

 消火器の使い方

  消火器は、だれでも使えるように作られた初期消火用具です。万一の場合は落
 ち着いて消火しましょう。

安全栓を引き抜く   ホースをはずし火元に向ける(なるべく火元に近づいて)   レバーを強く握る(火元を確かめて噴射)
      住宅用消火器は、ホースが
   付いていないものがほとんど
   です。
   

 消火器の点検について

  業務用
消火器の設置義務がある事業所等では半年に1回の点検義務があり、
 定期的に消防署に報告しなければなりません。
  一方、住宅用消火器には点検義務はありませんが、万一火災が発生したとき
 に正常に使えるよう、ご自身で以下の項目について半年に1回点検をしましょ
 う。 

 1 消火器本体(底部、側面、溶接部)に変形、さび、塗色の剥離はないか
 2 圧力ゲージの指針が緑色の範囲内から外れていないか
 3 本体に表示されている有効期限内であるか
 
  ※ 上記1または2に該当する場合は、有効期限内であっても取り換えましょう。

  消火器の廃棄処分について

  使用期限が過ぎた消火器や点検の結果不
 具合が見つかった消火器は、いざという時
 に使えなかったり、事故につながったりす
 る恐れがあります。
  処分する場合は、一般のゴミとして出す
 ことはできないため、特定窓口に引き取り
 を依頼するか、直接持ち込んで処分を依頼
 してください。 

        岩国市内の特定窓口はこちら
 
  なお、処分する消火器に、「消火器リサイク
 ルシール」が貼付されていないと処分すること
 はできません。2009年以前に製造された消
 火器にはシールが貼付されていないので、特
 定窓口等で「既販品用リサイクルシール」を購
 入後、消火器に貼付してください。
 

※ シールは、有効期限及び消火器の大
 きさにより異なります。


岩国地区消防組合消防本部 〒740−0037 岩国市愛宕町一丁目4−1
TEL : (0827)-31-0119 FAX :(0827)-32-1119
MAIL : ifd119@joy.ocn.ne.jp