岩国地区消防組合財務書類について
地方公共団体における予算・決算に係る会計制度は、現金収支を議会の民主的統制下に置くことで、予算の適正・確実な執行を図るという観点から、確定性、客観性、透明性に優れた単式簿記による現金主義会計を採用しています。
しかしながら、単式簿記による現金主義会計では把握できない情報(ストック情報(資産・負債)や見えにくいコスト情報(減価償却費等))があります。
そこで、岩国地区消防組合では、それらを把握し財政の透明性をより高めるため、複式簿記による発生主義会計を導入し、総務省の「統一的な基準による地方公会計マニュアル」に基づき財務書類を作成しました。
○ 平成29年度一般会計財務書類(excel)
○ 附属明細書(excel)
○ 連結財務書類(excel)
○ 連結精算表(excel)
○ 注記(PDF)
○ 固定資産台帳(PDF)
1 貸借対照表について
貸借対照表は、会計年度末時点で岩国地区消防組合がどのような資産・負債を保有しているのかを表しています。
資産から負債を差し引いたものが純資産です。
2 行政コスト計算書について
行政コスト計算書は、一会計期間における、資産形成に結びつかない経常的な費用と、行政活動による使用料及び手数料などの経常的な収益を表しています。その差額から、構成市町からの負担金及び分担金(税収等)でまかなうべき行政コスト(純経常行政コスト)が明らかになります。
3 純資産変動計算書について
純資産変動計算書は、貸借対照表の純資産の部に計上されている各項目が、一会計期間でどのように変動したかを表しています。
4 資金収支計算書について
資金収支計算書は、一会計期間における岩国地区消防組合の行政活動に伴う現金等の流れを3つの性質に分けて表しています。
業務活動収支には日常の行政サービスにかかる収支を計上しています。
投資活動収支には公共資産の整備にかかる収支を計上しています。
財務活動収支には地方債に償還や発行にかかる収支を計上しています。
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