煙は上のほうからたまってくるので、姿勢を低くしてタオルや衣服を口にあて、呼吸はなるべく浅くして、できるだけ煙を吸わないようにしましょう。
煙は天井などに一時的にたまり、そこから徐々に下に降りてきます。 煙は有毒ガスを含んでいます。これを吸うと体が動かなくなったり、死につながることもあり大変危険です。 煙の進む速さは、上昇するときで毎秒3〜5m(かけ足の速さ)、横への広がりは毎秒0.5〜1m(歩く早さ)です。
いったん避難したら戻らない
大事なものを忘れたからといって、いったん避難したら絶対に中へ戻ってはいけません。
服装や持ち物にこだわらない
寝ているときに出火した場合、持ち物や服装にこだわらず早く避難してください。
避難方法は日頃から2つ以上確保しておき、安全に避難できるようにしておきましょう。 マンション等でベランダに仕切板がある場合、壊して逃げましょう。 また普段から避難はしご等の避難器具の位置を確認し、出口には物を置かないようにしましょう。